こんにちは、おぎです。
今回は、私がはじめて転職を意識したときのことを書いてみようと思います。
「仕事や育児にいっぱいいっぱいで、今の働き方を見直したい」と思っている方の参考になればうれしいです。
✅この記事で書いていること
- 金融機関に入った理由
- 育休明けに感じた違和感
- 「転職しようかな」と思ったきっかけ
- 家族のこと、暮らしのことも少しだけ
金融機関に入ったきっかけは「受かったから」
私は専門学校を卒業後、就職活動で金融機関に採用されました。
…とはいえ、「就活!」という感じではなくて、先生が履歴書の添削や面接練習までサポートしてくれていて。
印象に残っているのは、とにかく試験勉強が大変だったこと。
いま振り返ると、「受かったから入った」というのが正直なところです。
実家暮らし → 結婚 → 異動
独身時代は、実家から通勤。家事はほぼ母にお任せで、ぬくぬく過ごしていました。笑
でも、結婚を機に通勤距離の関係で他県の支店へ異動。
田舎の支店から、都会の支店へ。
お客様の層も、スピード感も全然違って戸惑う日々でしたが、なんとかがんばり…
その後、妊娠・出産・育休へ。
育休明け…「なんか違うかも?」と感じた日々
復帰後は、比較的忙しくない支店へ異動。
休みも取りやすく、子育てとの両立にはありがたい環境でした。
でも…
- 上司との関係
- 変わってしまった営業方針
- 通勤距離の負担
いろんなことが積み重なり、
「このままでいいのかな?」というモヤモヤがふくらんでいきました。
ワンオペ育児と、いっぱいいっぱいだった私
正直、心も身体もいっぱいいっぱいでした。
- 上司との関係に悩み
- 持病(難病)の症状が悪化
- 通勤時間の長さも負担
- 仕事から帰っても、子どもに「早くして!」の連発
- 時には声を荒げてしまうことも…
夫は協力的でしたが、平日は帰宅が遅く、土日も不在のことが多くて。
ワンオペ育児の毎日で、余裕がなくなっていたんだと思います。
そのうち、子どもが私の顔色をうかがうようになり、
「おかーさんが、怒ってるから早くしなきゃ…」と気をつかわせていることに気づいたとき、
胸がぎゅっとなりました
在宅ワークとの出会い
そんなとき、以前からお世話になっていた方から、完全在宅の営業事務の仕事を紹介してもらいました。
しかも「FPの資格も活かせるよ」と聞いて、「これは自分に合っているかも」と思ったんです。
というのも、金融機関で働いていたころ、
友人や家族からお金に関する相談を受けることがたびたびありました。
たとえば、
- 生命保険って入ったほうがいい?
- 資産運用って、何から始めたらいいの?
そんな相談に自分なりにアドバイスしたり、一緒に考えたりしていたら、
「ありがとう!」「わかりやすかった!」と感謝されることが多くて。
笑顔を見せてもらえると、私まで嬉しくなることが何度もありました。
そう思えるようになってからは、
「自分の得意なことや経験を活かして、誰かの力になれる仕事を続けたい」
そんな気持ちが芽生えるようになりました。
しかも、今回紹介してもらった仕事は完全在宅。
通勤もなく、時間の使い方も工夫できる。
なにより、
そんな希望も感じたんです。
ただ、実際には迷いもありました。
- 金融機関時代と比べて、年収はほぼ半分以下
(週5勤務 → 週4勤務になったことも影響) - 安定していて、福利厚生も手厚い職場を手放すこと
- 「本当に辞めちゃって大丈夫?」と夫にも言われたこと
- 「辞めるのもったいないよ!」という周囲の声
- 「今だけだよ〜、子どもが大きくなったら変わるよ」とも言われました
それでも私の中では、
「在宅で、子どもとの時間をもっと大切にしたい」という気持ちがどんどん大きくなっていきました。
あのときは本当に、子どもの前で笑う余裕もなかった。
「働きながら子育て」ではなく、「働きながら子どもにイライラしてしまう毎日」になっていたから。
そして、決断。
ある日、夫に「もう無理かもしれない」と正直に話しました。
- 子どもに当たってしまう自分がつらいこと
- 家の空気がどんよりしてしまうこと
- 働き方を変えてみたいと思っていること
話しながら泣いてしまった私に、夫は静かにうなずいて、
「やってみなよ」と背中を押してくれました。
そして私は、退職届を出しました。
最後に…あのときの決断が、今につながっている
少し長くなってしまいましたが、これが私の「転職のきっかけ」の話です。
続きでは、在宅ワークに切り替えてからのことや、実際の働き方の変化なども書いていこうと思っています。
同じように悩んでいる方がいたら、
「こんな選択もあるんだな」と感じてもらえたらうれしいです。
読んでくださって、ありがとうございました🌼

