こんにちは、おぎです。
前回は、在宅ワークに切り替えて感じたメリットや、実際に働いてみての“モヤモヤ”について書きました🌱
今回は、そんな私がB社で送っていた、在宅ワーク時代のリアルな1日をお届けします。
フレックス制で、勤務時間は一応「9:00〜16:00(実働6時間)」なんだけど…
実際は、もうちょっと複雑で。
気づけば10時間以上働いてた…なんて日も、ぜんぜん珍しくありませんでした。
✅この記事で書いていること
- 在宅ワークって実際どうなの?
- 子育てと仕事の両立にモヤモヤ
- フレックス勤務・完全在宅のリアル
☀️ 朝4:30|“静かな闘い”がはじまる
携帯のバイブで、まだ暗い部屋の中でそっと起き上がります。
旦那が起きてくるまでに、洗濯物の片づけまで終わらせないと、その日の予定がすべてずれてしまう…。
結構バタバタで対応していました。
(あわよくば、夜ご飯の下準備までできたら最高!花丸レベル◎)
💻 朝5:30|出勤前なのに「もう仕事してる感」
旦那が起きるタイミングで朝ごはんを出して、私はPCを立ち上げます。
メールチェックをして、各担当者付け。
迷惑メールは100件超えが当たり前なのに、上司は対策してくれなくて…。
チャットワークで連絡がきているものをチェック。
関係のあるものはタスクに登録して、返信文もこのタイミングで作成。
すぐに送信せず、時間指定で予約送信するようにしていました。
(ほかの人には業務時間内に通知がいくように…これ大事!)
自分に直接関係ないチャットも、つい読んでしまって…。
というのも、上司から「これってどこのチャットだった?」と聞かれることがよくあって、
まるで“記録係”みたいな役割をしていました。
👧 朝6:00|“家族の時間”のはずが…
子どもたちを起こす時間なので、いったんPCを閉じます。
そのあと、ばたばたと朝の支度をして、私と子どもたちで朝ごはん。
きりが悪くてPCを開けていると、
旦那から「6時だよ!いつまでやってるの?」と注意されることも日常茶飯事。
ちなみに旦那は6:30には出勤。
通勤に1時間半以上かかる職場だったので、朝はいつも慌ただしかったです。
🚗 8:00|登園送迎からの、束の間の“ひとり時間”…のはずが
娘を幼稚園に送って、帰宅は8:20ごろ。
コーヒーでも淹れて、ストレッチして…なんて思うけれど、
チャットワークにはすでに仕事の連絡が。
一瞬だけ現実逃避したいのに、現実に引き戻されるあの感じ。
結局、気持ちの余裕なんてないまま、PCを再び開いて業務スタートです。
🕘 9:00〜16:00|“実働6時間”のはずが…?
ここが一応の勤務時間。でも、終わるわけがない。
社長からの突然の指示、上司のヘルプ、
事務作業、データチェック、集計、企業からの問い合わせ対応…。
やることが絶え間なくて、
「これ終わったらちょっと休もう」なんて思ってるうちに、16:00はあっという間に過ぎていきました。
お昼ご飯はおにぎりだけ、なんて日もざらでした。
🍽 17:30〜20:30|子どもとの時間?いや、また通知…
「今日も終わった~」と思ってPCを閉じても、他の社員さんはまだ稼働中。
企業さんからの問い合わせ通知は鳴り止みません。
子どもたちを迎えに行って、帰宅後は夕飯・お風呂・宿題・洗い物…。
その合間に返信したり、寝かしつけ前にPCを立ち上げたり。
子どもと向き合いたくて在宅ワークを選んだはずなのに、
「今、ちょっと待ってて」が口ぐせになっていました。
心が“切り替えられない”感覚が、ずっと続いていたと思います。
📖 20:30|絵本を読みながら、心は仕事に戻ってる
寝かしつけの時間。
「今日のお話なににする?」って子どもが聞いてくれるけど、
頭の中では「あのメール、返せてない」「まだ資料が…」とぐるぐる。
読んでるふりじゃないけど、どこか上の空で読み終えて、
「洗濯物干してくるね〜」と部屋を出る。
実際には、PC前に戻って急ぎの作業をしていました。
“洗濯物”は、子どもに対する言い訳みたいになっていた気がします。
🌙 21:00〜22:00|夜の仕事タイム
夕方の未処理対応、報告作業、ルール上の締め作業など…。
PCを閉じるのは22:30を過ぎることも多々ありました。
🤒 子どもが体調不良の日も、“仕事の手は止められない”
朝一で病院予約サイトにスマホ片手にスタンバイ。
無事予約が取れたら、それを気にしつつ仕事対応。
もちろん、上司には「AMは不在がちになります」と事前連絡済み。
(「不在」じゃなくて「がち」って言ってる時点で、だいぶ無理してた)
上司は「子ども優先でいいよ」と言ってくれるけど、
実際は連絡がどんどん来て、通知が止まらない。
“休む”って何なんだろう…。
そう思うことが、何度もありました。
子どもにはテレビばかり見せてしまい、罪悪感もすごかったです。
✍️ 最後に…あの頃の私は、ただ一生懸命だった
今振り返ると、
「子どもを優先したい」という気持ちと、
「頼られるのがうれしい」という気持ちの間で、
ずっと揺れていたなぁと感じます。
どちらかが間違っていたわけじゃなくて、
どちらも本音だったからこそ、心がすり減ってしまった。
働き方に“正解”はないからこそ、
これからも「自分にとってのちょうどよさ」を探す旅は、続いていくのかもしれません🌿
次回は、そんな在宅ワークの中でしていた
「もっとラクに働くための工夫」や「小さな時短テク」をご紹介できたらと思っています◎
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!

